海外旅行の経験者は、往復の飛行機の中で、到着地の時間に合わせるために、次々と出てくる機内食にうんざりした経験はないでしょうか。
何もしないで座っているだけの身に、機械的に出てくる食べ物。
「まるでブロイラーになったみたいだ」と言った人がいたが、老人の拒食は、ブロイラーとして扱われることへの拒否なのかもしれないではないか。
もちろん、食事を少しでも食事らしくするために、いろいろな改善が進みつつある。
盛りつけをおいしそうに工夫する、食器も陶器や陶器に近いものにして、家庭的雰囲気を出すとか、ご飯を大きな丼で出さないで、お茶椀に盛り、お代りしてもらうとか......。
食事時間も変わってきた。
夕食の時間を遅らせる動きは急速に広がっています。
夕食開始が5時半とか6時なんていう病院や施設も出てきた。
こうした変化は、マスコミにもウケがいいのだが、夕食時間を遅くすればいいというわけでもない。